ネットショップを作りたいけれど、テーマ選びで迷っていませんか?
「ネットショップを作ってみたいけれど、
どのWordPressテーマを選べばいいのか分からない。」
そんな声を、よく聞きます。
WordPressは今や、
個人から企業まで幅広く使われる万能なCMSです。
ECサイトの構築にも十分対応できます。
ただ——。
テーマ選びを間違えると、
デザインが崩れたり、購入ページが使いにくくなったり。
せっかくの集客チャンスを逃してしまうこともあります。
テーマは“お店の顔”であり、同時に“売上の入口”でもある。
だからこそ、慎重に選びたいところです。
本記事では、初心者でも安心して使える無料テーマから、
本格的なショップ運営に最適な有料テーマまでを厳選しました。
それぞれのテーマが持つ
SEO対策・操作性・デザイン性の違いを、
実際の運用目線でわかりやすく解説しています。
さらに、「自分に合うテーマがどれか」を
5分で判断できる比較表と診断チャートもご用意しました。
あなたのネットショップが、
“作るだけで終わらない”成功へとつながるように——。
WordPressテーマの選び方|ECサイトに最適なSEO対策付きテーマを選ぶ
ECサイトに必要な機能
ECサイトの基盤は、
商品を「見せる・選ぶ・買う」という流れを止めないこと。
そのため、テーマはデザインの美しさだけでなく、
商品登録のしやすさ、カートや決済の使いやすさ、
在庫や注文の管理までスムーズに行えるかが重要です。
また、特集ページやランキング、レビューなど、
「もう1品見てみよう」と思わせる仕掛けがあると、
購入率がぐっと上がります。
不足する機能はWooCommerceやWelcartで補えます。
テーマがそれらと正式に連携しているかも、
必ずチェックしておきましょう。
商品・在庫・カート・決済の基本が揃う
商品登録や在庫管理、カート、決済の仕組みは、
ECサイトの“心臓部”です。
ここが使いにくいと、更新や調整に時間を取られ、
販売のチャンスを逃してしまうこともあります。
決済方法はクレジットカードだけでなく、
コンビニ払いやキャリア決済に対応していると安心です。
定期購入やクーポン機能もあると、
リピーターを増やすうえで役立ちます。
スマホ対応(レスポンシブ)で購入がスムーズ
今のECサイトは、ほとんどのアクセスがスマホから。
どんなに綺麗なデザインでも、
スマホで見にくければ購入にはつながりません。
指で押しやすいボタン、見やすい価格表示、
最小限の入力ステップ。
こうした小さな工夫が、売上を大きく左右します。
レスポンシブ対応はもちろん、
スマホでの使いやすさに最適化されたテーマを選びましょう。
SEO内部対策・高速表示で集客に強い
良いデザインだけでは、検索に強いサイトにはなりません。
テーマ選びでは、構造化データやパンくずリストなど、
内部SEOに対応しているかが重要です。
さらに、ページの表示速度も検索順位を左右します。
画像の遅延読み込みや軽量コード化など、
テーマレベルで高速化に取り組んでいるものを選びましょう。
集客力は、見えない部分の設計で決まります。
初心者でも扱いやすいポイント
初めてサイトを作るときに大切なのは、
「触ればわかる」直感的な操作性です。
デモサイトを一括でインポートできたり、
日本語のマニュアルや国内サポートが整っているテーマなら、
迷ってもすぐに解決できます。
テーマの更新が続いているかも、信頼性の目安。
最初の一歩は、“わかりやすくて続けやすい”テーマを選ぶことです。
おすすめのECサイト特化型WordPressテーマ5選 無料→有料の順
1. Cocoon(無料)|ブログ×ECの二刀流
無料で高機能。情報発信しながら商品販売を伸ばしたい方向け。
| 価格(税込) | ¥0 |
|---|---|
| 主な強み | ブログ連携 / アフィリエイト / WooCommerce |
| 適性 | コンテンツマーケ重視 |
2. Lightning(無料・拡張有料)|軽量で始めやすい定番
無料でも必要機能が揃う。拡張はプラグインで柔軟に対応可能。
| 価格(税込) | ¥0(G3 Pro Pack ¥8,800) |
|---|---|
| 主な強み | 軽量 / WooCommerce / 国内開発 |
| 適性 | 小規模EC・個人ショップ |
3. Emanon(有料)|企業EC・BtoBに強い設計
信頼感のあるデザインと豊富なCTA。問い合わせ〜購入導線を整えたい方に。
| 価格(税込) | 無料版¥0 Pro¥12,980 Business ¥27,280 |
|---|---|
| 主な強み | CTA設計 / 企業サイト機能 / WooCommerce |
| 適性 | 企業公式EC・サービス販売 |
4. SWELL(有料)|デザインと速度、SEOの三拍子
ブロックエディタ完全対応。美しい商品ページと高速表示で、購入体験を底上げ。
| 価格(税込) | ¥17,600 |
|---|---|
| 主な強み | WooCommerce / 高速 / 内部SEO |
| 適性 | 本格EC・ブランド運営 |
5. ICONIC(TCD・有料)|Welcart対応の高級デザイン
ブランド訴求に映えるビジュアル。コスメ・アパレル等で世界観を統一。
| 価格 | ¥39,800(税込:¥43,780) |
|---|---|
| 主な強み | Welcart / ブランドページ / 商品スライダー |
| 適性 | 高単価EC・ブランディング重視 |
主要ECサイト向けWordPressテーマ比較表(価格順)
| テーマ名 | 価格(税込) | 対応機能 | おすすめ用途 | 初心者向け | SEO対策 |
|---|---|---|---|---|---|
| Cocoon | ¥0 | ブログ連携 / アフィ / WooCommerce | 情報発信型EC | ◎ | ○ |
| Lightning | ¥0(G3 Pro ¥8,800) | WooCommerce / 軽量 | 小規模EC | ◎ | ○ |
| Emanon | 無料版¥0 Pro¥12,980 Business ¥27,280 |
CTA / 企業機能 / WooCommerce | 企業公式・BtoB | ○ | ◎ |
| SWELL | ¥17,600 | WooCommerce / 高速 / 内部SEO | 本格EC・ブランド | ◎ | ◎ |
| ICONIC | ¥39,800(税込¥43,780) | Welcart / ブランドページ | 高級ブランドEC | △ | ◎ |
◎=とても良い / ○=良い / △=やや上級者向け
価格は2025年10月時点の公表額。変更の可能性があります。
あなたに最適なWordPressテーマ診断チャート
WordPressテーマを利用したECサイト構築の流れ
1. テーマのインストール
管理画面 外観 → テーマ → 新規追加 からアップロード。
デモインポートがあれば活用。
2. 基本設定
- サイト名・ロゴ・色(ブランドカラー)
- メニュー・フッター・バナー
- 商品カテゴリー・送料・税率
3. SEO/速度対策
- タイトル/ディスクリプションの最適化
- 画像の圧縮・遅延読み込み
- 構造化データ(商品・レビュー)
費用と維持管理|長く伸ばすための運用ポイント
初期/月額の目安
- テーマ代:無料〜4万円台(税抜¥39,800)
- サーバー:月1,000円前後
- 決済手数料:売上の数%
守りの運用
- 自動バックアップ(例:UpdraftPlus)
- セキュリティ(例:SiteGuard WP)
- 定期アップデート&テスト環境
まとめ|あなたのECサイトを「育てる」テーマ選びを
ECサイト制作において、
WordPressテーマ選びは「売れるデザイン」「操作のしやすさ」
そして「SEOでの露出力」を決める最重要ポイントです。
どんなに良い商品を扱っていても、
テーマの設計が整っていなければ成果は出にくい。
それほどまでに、テーマ選びはサイト運営の土台になります。
無料テーマでも、十分にスタートは切れます。
ただ、長期的な運営やブランド構築を見据えるなら、
有料テーマへの切り替えを検討しておく価値があります。
- すぐに始めたい初心者 → Lightning / Cocoon(無料)
- SEOとデザインを両立したい → SWELL
- 企業・BtoBサイト向け → Emanon
- 高級感・ブランド訴求なら → ICONIC
WordPressの最大の魅力は「拡張性と自由度」。
あなたの事業の成長に合わせて、
機能もデザインも自由に進化させていけます。
焦らず、少しずつ。
テーマを“選びながら育てていく”感覚で、
あなたのECサイトを成長させてください。
この記事が、その第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
※価格は2025年10月時点。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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